Google Pixel向けアップデート情報(2025.7.8)

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📅 アップデート概要

提供開始日:2025年7月8日より段階的に配信開始

対象端末:Pixel 6a、7/7 Pro/7a、Tablet、Fold、8/8 Pro/8a、9/9 Pro/9 Pro XL/9 Pro Fold/9a(Pixel 6/6 Proは今回対象外)

ビルド番号:BP2A.250705.008

🔧 修正内容(機能面)

1. ディスプレイ・グラフィックス

  • Android Autoなどでの視覚体験改善のため、表示・描画処理が滑らかになりました

2. Wi‑Fi接続

  • 特定条件下での接続安定性・パフォーマンスの向上が図られています

🛡 セキュリティパッチの状況

セキュリティ修正の追加はなく、「Pixel Update Bulletin」でも“no Pixel security patches”と明記されています

ただし、Android全体のセキュリティパッチ(7月5日レベル)は含まれており、確認を推奨

⚠️ Pixel 6a向け“Battery Performance Program”

対象のPixel 6aでは、バッテリー安全性向上のための制限が自動適用されます

400回以上の充電サイクルに達した端末は、バッテリー容量低下や充電速度制限が順次行われる仕様。375サイクル時に事前通知が表示されます

危険性のあるバッテリー交換については、Googleが無料交換プログラムを提供中

✅ まとめ

🎯 今回のアップデートで何が変わる?

特定の不具合対応(Android Autoの描画改善、Wi‑Fi安定性)という、いわゆる“軽め”な修正ではありますが、Pixelユーザーにとってはユーザー体験の質を地味に向上させる地盤強化に相当します。

🔋 Pixel 6aユーザーは要注意

ここが一番の“トピック”。実際に充電サイクルが多い端末では、バッテリー性能を犠牲にするものの、過熱や故障による大事故を防ぐ仕掛けです。機種特性や使用サイクルに応じて、早めの交換検討も◎。

🛠 なぜセキュリティパッチがないのか?

不思議に思うかもしれませんが、Pixel向けはOSレベルの修正が重視されず、Android全体のセキュリティパッチに含まれているためです。月次更新としては異例ですが、大きな脆弱性は含まれていません。

📲 アップデート方法

「設定 → システム → ソフトウェア更新」で手動チェック可能。待てない方はOTAを手動DLしたり、ファクトリーイメージを使ったフラッシュも技術者向けにサポートされています

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